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2010/12/25 Sat
トリスは去年5月17日に、誕生日1週間前にして、15才で月にいった猫。
トリスの名前の由来はサントリー・トリス。そう、ウイスキーの商品名。
ウルに育てられ、ウルをパパと思ってすくすくと育っていった。

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パパと

わたしはウイスキーは飲まない。まあ飲めって言われたら飲めるけど、好んで飲まない。
なのに、どうしてトリスとつけたかというと、トリの顔を見た時に『トリス』っておもったから(笑)

ウイスキーのトリスのイメージは、わたしがまだ小さな頃にやってたCM。雨の中、捨てられた子犬がちょっとした冒険(というと大袈裟かな?)をしながらさまようCM。最後は拾われるか?って希望があったようななかったような。半垂れ耳のその子犬がめちゃめちゃかわいくって鮮明に覚えてる。

でもそのワンコとトリが似てたってことはぜんぜんない!でもやっぱりトリの顔は『トリス』なんだよね。

そしてトリが家に来て数年後、どこかで読んだ雑誌にこのCMに出てた大きくなったトリスくんが出ていた。(やっぱり名前は『トリス』ってついたんだね!)
彼はCMの後、スタッフの実家に引き取られ、7才だかでフィラリアになって亡くなったそう。
昔はフィラリアで亡くなる子がほんとに多かったから。この雑誌が古かったのか、何かリクエストで出てきたのかわからないけど、もう何年も前の情報だったみたいだけど。

トリはパパに大切に育てられ、シェパ・フェチになった。でもテトはパパほど優しくなかったから、トリが近づいていくとちょっとうっとうしがってた。でもトリはマイペースで(多分猫ってアスペルガーだよね)嫌がられながらもくっついて眠ってた(笑)

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テトと

トリは猫にしてはめずらしく車酔いする猫(笑)多分自分を犬って思ってたんだろうね!(でも、ウルもテトも車酔いしないんだけど)
ウルの散歩にもついてきて、近所では有名だった。

トリは一度3日ぐらい帰ってこないことがあった。近所を探してポスターをつくって、貼りに行こうとしたときに帰ってきた。でも顔に大けがをして。。。
病院に連れてくと、先生に『これは相手の猫も同じようなケガをしてるだろうね』って言われた。
そして毎日の病院通いが当分続いたんだけど、数日後先生が『同じケガをしてるノラ猫を連れて来た人がいてね。』
私『もしかしたらケンカ相手でしょうか?』
先生『そうかもしれないけど、まさかね。』
って言ってた。でもわたしはきっとケンカ相手じゃないかと今でも思ってる。
トリはケンカは強かったけど、ムダな争いは絶対しなかった。じゃりん子チエの小鉄みたい(笑)
小鉄みたいに額に三日月じゃなくって、鼻筋に三日月があるし!

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最近トリスのハイボールが流行ってて、CMでもトリの名前がいっぱい聞こえてくる!
ト・ト・トリスのハイボーォルゥー♪
なんだかうれしい!

そしてわたしはこのトリスのジョッキの6コセットをオークションで買って、毎晩これで晩酌してる。
でもいつもビールだけど。この日はたまたまストロング・ゼロっていうカクテルなのかな?
ちょっと前にトリスのハイボールを買って飲んでみたけど、あんまりウイスキーの味が分からないからか、なんだかわたしの中でのバーボンの味がして懐かしかった。飲んでくとレモンのさわやかさもあってかおいしくなってきた(笑)

こうやってちびたちはわたしよりも早く月にいってしまう。でも旅立った後でも、こうしてちびたちを思い出す材料をみつけては、いつも身近にいるような気になっているのかもね。

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Category: 家族
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猫二&テト

Author:猫二&テト
テト(杁池 茶美)の日常。
テトからもらった母さんの新しい名前。
杁池 芋子(いりがいけ いもこ)

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