2009/07/06 Mon
週末は海の家に行ってたわ。
昨日ルーシェが帰っていってから、夕方母さんとたれ目でちょっと足を伸ばして御前崎まで『あうん』(散歩のこと。わが家ではこう呼ぶ)に行ったわ。帰りになぶら(お魚市場のようなもの。かつおが群がる様子をなぶらというらしい)でお刺身でも買って帰って夕食にするって母さんは張り切ってたわ。あたしの『あうん』が済んだのは6時ぐらいだったかしら?その後なぶらにいったけど、もう閉まってたわ。帰る途中のお魚屋さんも全部閉まってたわ。
そしたら母さんが言うのよ。
母さんが子供の頃は近所のお店はみんな6時を過ぎると閉まってたな。でもそれが当たり前だったし、その日に買えなくても次の日にお店は開くから。
みんながのんびりしていて、今みたいにアホみたいに働かなかった。のどかだったよな~。
なんてしみじみ言ってたわ。
その周辺の道の車も少なくて、全体的にひっそりしていて、昔の夕げという感じが漂っていて、なにか暖かい気持ちになったそうよ。
人はいつからこんなに忙しくなったんだろう?便利になり過ぎってのも考えものだな。って母さんは語ってたわ。
なにか大事な物を無くしてそれにすら気づいてなかった事にやっと気づいたそうよ。